靴選び② ~構造上のチェックポイント~
❋❋❋ 足・靴・歩行の自然療法トータルフットケアサロン『アヒナヒナ』 ❋❋❋
自然療法フットケア、フットセラピストの YUKIHO です。
足・靴・歩行のトータルケアで自然治癒力を生かしながら
坂の町、長崎で女性達のつら~い足、脚の悩みやトラブルを
解消していくお手伝いをさせていただきます。
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お客様のご予約の合間を縫って、
毎日少しずつ、娘の進学&引越し準備を進めています。
そんな中、実は今日は引越しの予定だったのですが、
不動産の手続き上で準備が間に合わず、
「明日以降なら引越し可能です」なんて言われましても
そう簡単にこちらの予定は変えられませんよね。
結局、来週の学校が始まる前日に、
午前のご予約が終わってからの引越しに変更。
そして、翌日の午前のお客様のご予約前に、
朝イチで帰って来ることにしました。
そういう訳で今日は休日となり、
午前中からパソコンの前に座ることが出来ました❤
さて、前回からの話の続き、
靴選び ~構造上のチェックポイント~ についてです。
最初のチェックポイントは、『ヒールの高さ』です。
ヒールのある靴を履くと、足がキュッと引き締まって、
細くきれいに見える!と思われる方が多いと思いますが、
実際はアキレス腱からふくらはぎの筋肉が
ギュ-ッと固く張ってしまったままの状態なので、
ふくらはぎの筋肉の本来の役割、ポンプ機能が働かず
疲労が溜まるだけなのです。
また、足裏の3点(かかと、母指球、小指球)で
バランスよく体重を分散する通常の立ち方から、
ヒールが高くなればなるほど、重心が前に移動して
足の前方に大きく負担がかかるようになります。
そうすると横アーチが崩れて、
以前、「足裏のタコ」のところでも説明させていただきましたが、
前足部の真ん中あたりに痛みが出てきたり、
皮膚の角質化→タコの原因に・・・。
ですから、足の健康を考えるなら、
ヒールの高さは5センチまで!!
ただ、ヒールが低いほど良いわけでもなく、
3~4センチくらいの高さの方が疲れにくい!
とも言われています。
ヒールが5センチを越える靴は
どんなに高価でしっかりした作りでも
足にとっては悪い靴なのです。
そして、2つめのチェックポイントが『ヒールの面積』。
素足で立つ場合なら、
かかとの大きな骨で安定して立てます。
ですが、その足を包む靴のヒールが細いと、
かかとの部分の面積が狭くなって、
ぐらぐらと不安定になります。
さらに、その不安定な状態で歩くとなると、
歩行時は、片足で交互に全体重を支えるという動作の繰り返しなので
余計に足への負担が大きくなります。
ヒールの面積は、
足元からのぐらつきをこらえて、
安全性を保とうとする脚の筋肉全体の疲労に関係してきますから、
広めのものを選んだ方がいい!
ということになります。
残りのチェックポイントはあと3つ。
続きは次回へ・・・。