靴選び④ ~構造上のチェックポイント~
❋❋❋ 足・靴・歩行の自然療法トータルフットケアサロン『アヒナヒナ』 ❋❋❋
自然療法フットケア、フットセラピストの YUKIHO です。
足・靴・歩行のトータルケアで自然治癒力を生かしながら
坂の町、長崎で女性達のつら~い足、脚の悩みやトラブルを
解消していくお手伝いをさせていただきます。
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靴選び ~構造上のチェックポイント~
①ヒールの高さ
②ヒールの面積
③ヒールカウンター
④シャンク
⑤かえし
さて今日は、④シャンク について。
まず④シャンクとは、
本来、足の土ふまず部の意味ですが、
靴の土踏まずの乗る部分も同様の呼び方をします。
私たちが歩く時、
かかとからつま先への体重移動において、
土踏まずに体重がズシッとかかります。
ヒールのある靴の場合、
シャンクの下の部分は空洞になっているので、
この部分がしっかり作られていないと、
体重がかかった時に、
内側や外側にゆがんでしまうことも・・・。
この歪みからくる歩行のねじれは、
外反母趾につながったり、
歩行中、足をねじってしまうことも・・・。
正しい立ち姿勢や、正しい歩行フォームを習得しても
靴自体に歪みがあれば、
せっかくの努力も水の泡・・・。
シャンクはヒールのある靴の中では
特に重要な部分なので、
きちんと作られているかどうか
しっかりチェックしましょうね!
チェック方法は、
シャンクの部分を手で押してみること。
しっかりした作りでないと、
ゆがんだ時の足が受ける影響は計り知れません。
そんな靴を履いて、歩く一歩一歩は、
歩けば歩くほど、足トラブルのための
嬉しくない貯金のようなもの・・・。
このシャンク、一般の人にはあまり知られていないため、
靴を作る側にとっては手抜きをしやすい部分とか・・・。
そのため、ここがきちんと作られているかどうかが、
靴の値段に反映している場合が多いそうです。
どちらにしろ、しっかりしたし知識と意識で
靴を見極める習慣が大事ですよね。
⑤かえし については、次回に・・・。